モデリング|無料の3D CADを使ってみよう

無料の3D CADを使ってみよう

無料(フリー)で使える3D CAD「Creo」の操作方法をお教えします
無料の3D CADを使ってみよう TOP  >  モデリング

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

シェルコマンドの使い方

無料 3D CAD「Creo Elements/Direct Modeling Personal Edition(PE)」を使ってみよう。
今回は、連続物ではなくてコマンド単体の説明です。最初はシェルコマンドです。

題材は、本Blog初期の頃にやったパソコンデスクのフレームの角材を使って説明します。
パソコンデスクの説明の中では、角材を二重の矩形を描いてプル直線で引き伸ばしました。

こんな風に二重矩形を描いて、
パソコンデスク1-5

プル直線で引き伸ばす。
パソコンデスク1-6

今回は別のやり方で同じ角材をモデル化してみます。
ターゲットは下図の角材です。
m-1

シェルでの作り方では矩形は二重でなく一つの矩形です。その矩形をターゲットの角材と同じ長さだけ引き伸ばします。つまりただの角柱です。
m-2

マシニングのシェルコマンドを使って加工しましょう。
m-3

角材の厚さは2mmでしたのでオフセット値は"2"を入力します。次に開く面ですが、どの面を開口面するかということになりますので、手前と奥の二面になります。
m-4

二面を選択するために選択ツールのアイコンを選択し、面にチェックを入れてSHFTキーを押しながら該当面を選択していきます。
m-5

向きを変えるときはCTRLを押しながらまわしますので、SHIFTキーを押さなくても構いませんが選択するときは必ずSHIFTキーを押してください。
(押さないで作業すると、最後に選択した一面のみの選択になります。)
m-6

選択が完了した直後の図です。既になんとなく結果が見えています。
m-

作業が完了すると、下図のように手前から奥に向けて角穴の空いた角材ができあがります。
m-7

以上のようにシェルコマンドはソリッド形状に一定の肉厚を持たせた形で中抜きをすることができます。
パラメトリック系の3D CADであれば二重矩形での作成方法とシェルによる角材の作成を変更が生じる可能性を考慮しながらどちらにするか選択する必要がありますが、Creo PEに代表されるダイレクトモデリング系の3D CADではその必要はありません。自分が最も作業しやすい手順を見つけて、円滑にモデリングできる手法が最もよい手法だと思います。
スポンサーサイト
[ 2011/08/22 15:47 ] モデリング | TB(0) | CM(0)

切削ケース(その5)

無料 3D CAD「Creo Elements/Direct Modeling Personal Edition(PE)」を使ってみよう。
切削(その5)です。今回はケースの重心位置をみてみたいと思います。

重心位置の測定は、計測メニューの特性-パーツ計測で行います。
s5-1.jpg

パーツ計測を選択すると、下図のメニューが現れるので計算(グローバル)にある中心座標を選択します。
s5-2.jpg

すると、下図の表のように中心座標が出力されます。
ここでの中心座標は、グローバル座標系を基準とした中心座標を示しています。
s5-2-1.jpg

それでは、別のローカル座標系を作成し計測をしてみましょう。
パーツ&アセンブリメニューにあるメニュー2を選択すると座標系というメニューが現れるので作成を選択します。
選択すると下図のようなメニューになりますが、点・方向で作成してみます。
s5-4.jpg

下図のようなコーナーの点を選択してローカル座標のZ軸とX軸を決めます。ここで、
Z軸→W軸、X軸→U軸という関係になります。必然的にY軸はV軸となります。
オーナをCASEにしていることにも注意してください。
s5-5.jpg

それぞれの軸を下図のように決めました。Z軸は高さ方向、X軸は長手方向にとりました。
s5-6.jpg

作成できると数のように赤い大きな座標系が描かれます。ツリーにもcs1として座標系が追加されました。
s5-7.jpg

このローカル座標系を使って中心座標を計測してみます。先ほどと同様に計測メニューから中心座標を選択します。今度は、計算(参照座標)の参照座標をクリックし、作成した座標系を選択します。
s5-7-1.jpg

選択できたら適用を押して、参照座標がデフォルト→選択した座標系名に変わっていることを確認してください。
s5-7-2.jpg

それでは、計算(参照座標)の中心座標を選択してみましょう。先ほどとは異なる結果になっていると思います。
XとYが入れ替わっているのですが、もし入れ替わっていない方はグローバル座標系と同じようにローカル座標を作成したか、参照座標がデフォルトのままであることが考えられます。
s5-8.jpg

XYが入れ替わっただけでは分かりにくいので、大きくCASEを移動して測定してみました。ワークプレーン上の参照線交点はグローバル座標系の原点ですが、グローバル座標系を基準とした中心座標は下図のようになります。
ローカル座標系では、先ほど測定したローカル座標系の中心座標と変わらないことを確認してください。
s5-9.jpg
s5-10.jpg

以上で中心座標の測定について説明を終わります。ちなみにグローバル座標系は、変更できません。3D CADが持っている基本の座標系です。ローカル座標系は任意で決められますので、もし装置などの中心座標を求める必要が生じた場合には、どちらの座標系での出力かをしっかりと把握しておくことが大事です。一般的には、ローカル座標系を装置の基準に作成して、その座標系を元に計測することになると思います。

次回は何にするか未定です。
[ 2011/06/01 21:36 ] モデリング 切削ケース | TB(0) | CM(0)

切削ケース(その4)

無料 3D CAD「Creo Elements/Direct Modeling Personal Edition(PE)」を使ってみよう。
切削(その4)です。今回は、VPボックスの使い方について説明します。

さてVPボックスってなんでしょう?なぜ、わざわざ追加したのでしょう。
便利だからです。(笑)

下図のようなボスに穴のあいているような一体の構造物を移動しようとした場合、いくつかの手段があります。
一般的には、削って新しい場所に作り直すか、ボスだけ3D移動で動かしてタップ穴部を加工しなおすかとなりますが、これを一度にやってしまおうというコマンドです。
まずは、VPボックスを選択し、下図のように該当箇所を囲います。
s4-1.jpg

囲うと下図のようになりますので、現れたメニューから3D移動を選択しましょう。
s4-2.jpg

移動させる都合の良い稜線や面を選択します。下図では、手前のケースの稜線を選択しました。
s4-3.jpg

マウスを動かすと、黄色で表示された部分がズズッと動かせるのが確認できると思います。
5mm動かします。
s4-4.jpg

下図は、動かした結果となります。
s4-5.jpg

同様にハウジング中央のボス以外にも端部にあるものも動かすことができます。
s4-6.jpg

以上のように、作りこんだものを一塊として動かすことができるVPボックスは非常に便利です。形状によってはうまく機能しない場合もありますが、臨機応変に使ってもらいたいです。
(ダメな時はキッパリあきらめるのも大事です。)

最近、いろいろと忙しくなって更新できない場合もありますが、長い目でつきあってください。
次回、ケースの重心位置でもみてみたいと思います。
[ 2011/05/23 23:26 ] モデリング 切削ケース | TB(0) | CM(0)

切削ケース(その3)

無料 3D CAD「Creo Elements/Direct Modeling Personal Edition(PE)」を使ってみよう。
切削(その3)です。ちょっと、更新が遅れました。今回は、なんでしたっけ?忘れちゃいますね。
ドリル穴の表現です。

ドリル穴とは言っても別にこの使い方がBestというわけではなく、効率よく作るにはということなので
自分なりのやり方を見つけた方はそのままでも構わないと思います。

ドリル穴を表現するために下図のようなソリッドモデルを作成しました。軸を通る平面を作成してそこに断面形状を作図し、プル回転です。パソコンデスクのプル回転を参照してください。
形状は、円柱の片側の面が錐になっています。名前は「screw」としました。
s3-1.jpg

このパーツをケースのねじ穴部に干渉するように配置していくのですが、まずは配置する位置を決めるために下書き線を作成し、錘になっている反対側の平面中央が基準で配置できるように中心をとっていきます。
s3-2.jpg

中心がとれたら、先ほど作成した「screw」を配置していきます。この段階では、ケースとscrewは干渉しています。
s3-3.jpg

ここからが一工夫です。コマンドの「差」というものを使用します。この「差」というものは、パーツとパーツの干渉している部分をエグリとるような動作をします。つまり、ブーリアンをしています。
(ブーリアンについて興味のある方は、詳しく説明されているWebもありますので検索してみてください。)
s3-4.jpg

「差」のコマンドを使う場合、「ブランク」と「ツール」という識別がありますが、式で書くと
「ブランク」-「ツール」=結果
という感じになって、元のモデルからツールのモデルと干渉している部分を削除することになります。
また、ツール(ここでは「screw」ですが)を残すか残さないかをチェックボックスで選択できるようになっています。
ここでは、チェックを外して残さないにしました。
s3-5.jpg

下図は、「差」を実行した結果です。ケースに穴が空いていることが分かると思います。ところで、この穴は奥の部分が錘になっているのでしょうか?
s3-6.jpg

ねじ穴部の断面を見て確認してみたいと思います。断面を切りやすい任意の面上を選択し右クリックのメニューからクリップの定義:面上を選択します。
s3-7.jpg

表示された矢印を選択してググッと動かすと断面がリアルタイムで作成されていきます。アナログ的に手動で作成しても良いですし、デジタル的に数字を入力してあげても構いません。下図では25mmのところで断面を作成しています。断面を見てみると、意図したとおり錘状になっていることが確認できました。
s3-8.jpg

断面が作成されると、ツリー上にクリップ1というものが作成されます。このクリップ1が断面を作成した形状を記録している部分です。このクリップ1をアクティブにすることで、いつでも作成した断面を再現することができます。
s3-9.jpg

アクティブにしない(ダブルクリックをして緑の下線がない状態)が下図です。元のケース形状に戻りました。
s3-10.jpg

以上のように抜く形状をパターン化できる場合には、予め抜く形状をソリッドで作成しておいて「差」で干渉部を削除してしまう方が早い場合も多いです。一つだけの場合には、どちらも手間は変わりませんが複数の場合には効果的です。

次は、切削ケースの一番最初に追加したVPボックスの使い方について説明します。
[ 2011/05/16 23:24 ] モデリング 切削ケース | TB(0) | CM(0)

切削ケース(その2)

無料 3D CAD「Creo Elements/Direct Modeling Personal Edition(PE)」を使ってみよう。
切削(その2)です。

切削加工でポケットを作成する場合、加工物には必ずエンドミルのRがつきます。当然ながら3D モデルでもこのエンドミルRを再現することになりますが、検討段階ではできるだけRを作らないようにモデル化します。例えば、下図のように中央のボス以外は全て角柱でモデル化します。このテクニックというかコツは、Creo PEに代表されるダイレクトモデリング系の3D CADに限らず、ヒストリ系のCADも含め全て3D CADで3D モデルを作成するためのコツです。
s2-1.jpg

まず、Creo PEで先にR含んだボスを作成してはいけない理由を説明しましょう。見やすくするためにモデルを青にしました。そして、下図のように予めRを含んだスケッチを作成して「プル直線」のコマンドで柱を作ります。
s2-2.jpg
s2-4.jpg

では、この柱の幅方向の寸法である6mmを変更する必要が生じたとします。3D移動で幅寸法を7mmに変更しました。
すると、ブレンド部分が正しくブレンドと認識されていないために移動後もブレンドを正しく再現できません。
s2-5.jpg

次に理想的に後からブレンドを作成した場合です。同様にブレンド作成後に6mmを7mmに変更してみましょう。
s2-6.jpg
s2-7.jpg

下図のようにブレンドの形状を維持したまま、形状の変更ができました。
s2-8.jpg

以上のように全てのR部をブレンド加工してください。
s2-9.jpg

次回は、ねじ穴部を加工します。パソコンデスクではただ穴を開けただけでしたが、次回はドリル穴を表現してみます。
[ 2011/05/08 13:51 ] モデリング 切削ケース | TB(0) | CM(0)
プロフィール

MAKIPE

Author:MAKIPE
簡単に三次元CADを使ってみませんか?
無料で使える三次元CADの使い方や操作方法について紹介しています。

三次元CAD、難しいようですが簡単です。無料の三次元CADを使ってみましょう。
最新トラックバック
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

アクセスランキング
[ジャンルランキング]
コンピュータ
1268位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
デザイン
42位
アクセスランキングを見る>>
ブログランキング
PR
PR


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。